会社を変える不安をすべて解消!
新しい職場で働き始めるとき、その先に何が起こるか不安なのは誰でも同じ。
転職後に起こり得るさまざまな問題と、それをキャリアアップのチャンスに変える対処法を学んでおこう。
トラブルをチャンスに変えるカギは「判断時期」と「とらえ方」

誰もが「転職して良かった」と思えることを信じて、会社を変える決断をする。なのに、ある人は転職で幸せになり、ある人は「こんなはずじゃなかった」と失敗転職を繰り返す。この差は何なのだろう。キャリアカウンセラーの藤井佐和子さんは次のように言う。「その転職が失敗かどうか判断するのが早いのでは?
アメリカのグランボルツ教授が提唱しているプランド・ハップンスタンス理論によると、キャリアは自分の計画や思惑が作っている部分は20%にすぎず、80%は偶然が作っているのだそう。入社した直後から自分の思い通りにいくことはまずないということです」
確かに、「たまたま経験したことが思わぬ方向に発展して、キャリアの素地を作った」という話や、「大変な目に遭ったと嘆いていたが、あれがなければ今の私はなかった」といった話はよく聞く。
「一度会社に違和感を持つと、悪いところにばかり目がいってしまう人がいます。『あれをしてくれなかった』、『これを教えてくれなかった』と、辞める理由はいつも自分以外のこと。しかも、そういう考え方は癖になるんです。これでは自分の何がいけなかったのか、整理できないままです」 つまり失敗がただの失敗で終わってしまい、成長のチャンスにならないということ。
では、転職先で遭遇するトラブルをチャンスに変えるにはどうすればいいのだろう。「起きてしまった事態から逃げないことです。大切なのは、すぐに『無理』と拒否するのでなく、やってみること。できないと思い込んでいるだけで、やってみたらあっさり片付くこともありますから」
藤井さんの言う「やってみる」とは、体力的・精神的にきついのを我慢しろという意味ではなく、「問題の表面だけでなく、その奥に何があるのかをつかむ努力をしてみる」ということ。あきらめないで挑戦すれば、自分の現時点での限界を知ることができる。
もし乗り越えられなかったとしても、次の展開への足がかりが見つかるかもしれない。トラブルをキャリアアップの糧ととらえるくらいの心の持ちようを、まずは自分の中に養っておこう。
トラブル続出!?転職経験者たちのこんなはずじゃなかった!エピソード
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IT関連業務と聞いていたが、実際はサービス業でITスキルの習得が全くできなかった(通信/オペレーター/34歳)
- 1~2年たてば契約社員から正社員になれるという話が、実際は同じ部署の先輩で4年も契約の人がいる。順番待ちという噂にショック!(流通/営業事務/25歳)
- 仕事柄、服飾費にお金がかかる。常にキレイにしていないといけないし、スーツ着用がマストなので初期投資にかなりかかった(不動産/秘書/28歳)
- 入社時に昇給もあるという話だったが、実際は全くない。会社の経営不振を理由に給料も10%カットになった(クリエイター・デザイナー/39歳)
- 研修体制ができておらず、最初のうちは仕事が与えられなくて、手持ち無沙汰だった(インターネット/営業事務/28歳)
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自分より年下が多かった(マスコミ/オペレーター/26歳)
- 意外と人の出入りが激しく、部署や業務の存在自体が不安定だった(シンクタンク/受付/36歳)
- 地方の会社で、一般の人にはあまりなじみのない業種なのでのんびり働けると思っていたが、想像以上に会社が成長し始め、急激に忙しくなってしまった(IT/総務/27歳)
- いろんな仕事に挑戦できると聞いていたが、実際はデータ入力がメインで、ほかの仕事に挑戦できる機会が少なかった(インターネット/一般事務/27歳)
- 人事に配属され、入社前の面接担当者が上司になったが、人柄が最悪だった。面接の時はフランクでとてもいい人に見えたので、自分の人を見る目に自信がなくなった(自動車/人事/30歳)
- 「自由な社風」と聞いていたが、実際は自由なのではなく、「だらしない・非常識」だった(人材/秘書/30歳)
| お話を伺った方 |
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藤井佐和子さん
ウーマンズキャリアプロモーション事務局
キャリアカウンセラー
Profile
人材総合企業インテリジェンスを経てフリーカウンセラーとなり、数多くの女性の転職をサポート。カウンセリングした人数は、延べ1万人以上
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