28歳といえば、5年くらいの社会人経験があり、後輩のサポートをしながら業務や現場を取りまとめ始めるころ。しかし、ある程度のキャリアを積んでいても、客観的に自分の市場価値を知ることはなかなか難しい。そこで、下に一般的に28歳以上の女性に求められる業務スキルとヒューマンスキルをまとめてみた。
「20代後半以上だと、ある程度自分から“発信”できているかどうかが大切です。自分から挨拶をする。分からないことは自ら調べ、困ったときは周囲をうまく巻き込める。すべてにおいて受け身ではダメだと思います。また、この年代は将来どうしたいのかが確定せず、志向や想いがブレて迷いも多い時。それは仕方ないことだと思いますが、浮き沈みが激しい、八つ当たりするなどの感情のブレを仕事場で見せるのはご法度。それをうまくコントロールできる力が重要でしょう」(キャリアカウンセラー・藤井佐和子さん)
指示待ちではなく、何事も主体的に動ける業務スキルと、印象を決して悪くせず、誰とでも接することができるヒューマンスキル。どちらもバランス良く兼ね備えていると、市場価値が高まるといえそうだ。
「市場の動向、企業から求められる人材像や必要なスキルを把握した上で、自分の活かせるスキルを見いだしてください。それを自信を持ってアピールできれば、市場価値はぐんと上がります。マイナス思考は転職活動を乗り切る力にはなりませんよ。また、コミュニケーション能力の高さを印象付けるのは、まず笑顔。市場価値はスキルや経験だけでは測れません。気持ちの良い挨拶や笑顔も含め、さまざまな要素があなたの市場価値を決めるんです」
ここではビジネスでありがちな場面を再現。
あなたの選ぶ解答で、今のキャリアレベル測定!

間違って、A社への見積書を別の取引先のB社に送付してしまったあなた。しかも問題なのは、同種の取引内容なのに、A社への見積書にはB社へすでに提示した額よりも低い金額が……。さあ、どうする?
A.とりあえず上司に相談する
B.うまい言い訳を考えて、B社には当初の提示金額で押し通す
C.仕方ないので、A社と同じ金額でB社に見積もりを再提出する


ささいなトラブルなら自分で解決できそうだけど、ちょっとこれは事が大きそう。BやCのように、自分で勝手に判断して行動してしまうと、取引先からの信頼を一気に失ってしまう可能性もある。このような大きなミスをしてしまったときは、Aの上司に相談するのがベスト。これくらいの危機管理能力は身に付けておこう
A=◎、B=△、C=△

部長が自信満々で持ってきたのは、ある新商品のサンプル。でもどう考えても売れなさそう。感想を求められたら?
A.「私は好きですが、好みは分かれるかもしれません」とうまくごまかす
B.「正直、売れるとは思えません」とハッキリ自分の意見を言う
C.「どんなコンセプトで作られたものなんですか?」とまず聞く


上司との関係を考えながら、意見を言わなくてはいけない難しい場面。Aは相手の顔を立てつつ、意見をきちんと言うテクニックがあるので◎。Bは、上司によってはプライドを傷つけてしまい、人間関係にヒビが入る危険が。Cの人は、世渡り上手な印象。でも、意見を求められている場面では物足りないかも
A=◎、B=△、C=○

恋をして心ここにあらずの後輩がいます。最近は仕事にも悪影響が出始めました。先輩としてあなたが取る行動は?
A.まずじっくりと話を聞く
B.断固とした態度でしかる
C.こっそりと周囲へのフォローに回る


これは仕事への意識の高さと後輩への指導力が問われる設問。ある程度は仕方のないこととはいえ、それでも仕事は仕事という意識で、Bのようにしっかり注意できなければダメ。Aは嫌われたくないという気持ちが強いのでは? Cは完全に甘やかしすぎ。後輩の成長はあなたの成長にもつながることを意識して
A=△、B=◎、C=×

同期との飲み会で飛び出した上司の愚痴。あなたは聞き役でしたが、本人の耳に入ってしまった!ネチネチと嫌味を言ってくるようになった上司に対して、あなたは?
A.ほとぼりが冷めるまで距離を置く
B.「私は言っていません」と弁明する
C.これまで通りに接する


このような問題は、避けようとすればするほど関係が悪化してしまいそう。だから、AやBはまさに火に油を注いでしまうケース。余計に事が大きくなってしまいそう。ここは堂々といつも通り接するのが一番大人の選択肢といえそう。こういうときこそ、仕事に一生懸命取り組み、その姿勢で信頼を取り戻すことが最良
A=△、B=×、C=◎

取引先の担当者は、資料提出を依頼しても毎回何かが足りないうっかり屋。今回も3日後に必要な書類がそろわなそう。1日かければあなたでも作成できますが、どうする?
A.担当者に催促し続ける
B.担当を変えてもらうように取引先に直訴
C.あきらめて自分で用意する


人をうまく動かすのもビジネスにおいては大切。Aのように、取引先の担当者がうっかりミスをしないようにうまく催促して資料をそろえてもらうのがベスト。Bはちょっとやりすぎ。後々混乱を招きそう。Cは間違いではないけれど、何でも自分でやろうとしてほかの業務に支障が出るようではダメ。調整力も大切だ
A=◎、B=△、C=○