編集:現在はどういったお仕事をされていますか?
谷口:中国ツアー専門の手配会社で営業をしています。旅行代理店へ行くと、パックになったお得な旅行プランがありますよね?『北京5日間の旅』とか。ああいった商品自体を中国専門で企画・手配して旅行代理店に提案している会社なんです。
具体的な仕事としては、旅行代理店の要望に沿って指定された金額内で最大限魅力あるツアーを実現できるよう、交通機関やホテル、レストランの手配まで含め、現地の旅行会社と交渉しながらツアーを作り上げています。
編集:お仕事上、中国語会話が必要ですよね?
谷口:ええ。主に電話のやりとりと、あとは接待で大活躍ですね。当社の社長も中国人なんですが、本国から来る取引先の方を接待する時に、私が中国語ができるということでよく連れて行かれます。
中国語は大学生の時、1年間天津に留学して身に付けました。きっかけですか?第二外国語で中国語を専攻していたこともありますが、私の場合初めて行った海外旅行が中国だったことが大きいですね。失恋して、どこかに逃避したくて、大学生協主催の中国ツアーに一人で参加(笑)。その旅行で日本とは全くスケールがちがう中国のダイナミックさや、中国人の本音でぶつかってくる気性に衝撃を受けて、はまってしまったというわけです。
編集:なるほど。新卒で入社して営業をされていた前職の会社は、人材系ということで全くの異業種ですが?
谷口:そうですね。前職の仕事は面白く、人にも恵まれて不満はなかったのですが、やはりどこかで中国関係の仕事がしたいという夢をあきらめきれない自分がいました。運よく友達が今の会社の社長と知り合いだったので紹介してもらい、面接で「中国が好きなら一緒にやっていこう」と言われて転職を決意しました。
編集:お仕事のどんなところにやりがいを感じられますか?
谷口:某大手旅行会社の創立○周年記念ツアーとして、“39,800円で上海4日間”という旅を企画した仕事は今でも忘れられません。毎日徹夜になるくらい準備は大変でしたが、反響がとても大きく、総勢500名、バス何十台という集客数で大規模なツアーを実現することができました。実際のツアーにも勉強のために同行させてもらったのですが、500名もの参加者が自分の企画に合わせて行動しているのを目の当たりにした時は感動しましたね。「いいホテルだね」なんて話してくれているのを聞いて、この仕事をやっていて本当によかったと思いました。
編集:好きなことをお仕事にできて、やりがいも得られるなんて素晴しいですね! ところで、趣味で韓国語もされているそうですね。
谷口:はい。留学していた時のルームメイトが韓国人だったことで韓国にも親近感が湧き、韓流ブームに乗ってしまいました(笑)。『美しき日々』という韓国ドラマを韓国語で5回以上観たでしょうか。それだけ観て発音を真似たりしていると、よく使われている日常会話のセリフはなんとなく覚えてしまって。趣味が高じて、4級ですがハングル検定も受けて合格しました。
編集:休日はどのように過ごされていますか?
谷口:夫と映画を観に行ったり、家ではエレクトーンをよく弾いています。エレクトーンは小学校1年生から7年間習った経験があって、今でも趣味のひとつです。ヘッドホンができるので夜中でも思いっきり弾けるところがいいですね。よく弾く曲は、ディズニーの『エレクトリカルパレード』。楽しい気持ちになれるので、ストレス解消になりますよ!
もともと先進国にはあまり興味がなかったと笑う谷口さん。“中国人の強い気性に魅力を感じる”というだけあってご本人もバイタリティに溢れた方で、忙しいお仕事も積極的に楽しまれていました。これからもぜひ、素敵な中国ツアーを企画してください!(取材:M.Y 2007/6/4)