編集:現在はどういったお仕事をされていますか?
熊谷:中学校・高校に特化した教育コンサルティングを行っています。主な案件は、生徒集めに苦慮する学校に対して「生徒を増やすための方法」を提示し、学校側と二人三脚で実行していくこと。そのほかに、高校だけの学校が中学校を新たにつくる場合や共学化に伴って学校のブランドを再構築するといったお手伝いもしています。
編集:人気のある学校は決まっていて、他は生徒集めが大変だという話はよく耳にしますね。
熊谷:そうですね。例えば、私がいちばん長くお付き合いさせて頂いているある私立女子校のケースだと、5年前には“200名の生徒募集で入学者はわずか 50名”という状況でした。そこで、学校説明会の数の増加と内容の見直し、DMの送付による認知度アップ、入学試験を午後にも行う、といった施策を行いました。結果、入学者数は徐々に増えていき、今年は200名以上の入学者を獲得することができたんです!ずっとお手伝いしてきた思い入れの強いクライアントさんなので、自分のことのように嬉しかったですね。
編集:そこまで目に見える形で結果がでると、やりがいが大きいですね!
熊谷:ええ。それに、私たちがやっていることはただの“生徒集め”では終わらないんですよ。生徒が増えると先生達のやる気もはるかにアップしますし、生徒同士が切磋琢磨することで学校全体の学力も向上していきます。また、クラス数も増えるのでカリキュラム自体が大幅に変わっていく・・・学校に大きな変化をもたらすことができるんです。そうやって学校が活気付いていく様子を目の当たりにできるのが、この仕事のいちばんの醍醐味だと思います。
編集:ところで、転職の動機は何だったのですか?
熊谷:教育学部を卒業して人材派遣会社に入社しましたが、大学で学んだことをもっと活かせる職に就きたいという思いが消えなくて。そんな時ネットサーフィンでたまたま今の会社のHPを見つけて、“学校のコンサルティング”という競合のほとんどいないニッチな業態が面白い!と直感しました。当時まだ新しい会社で、募集の案内もでていなかったんですが…。「ものは試し!」と電話して興味があることを伝えたら、ちょうどこれから人を増やしたいという絶好のタイミングだったんです。
編集:すばらしい行動力ですね!その時は社員数も10名に満たない会社だったということですが、大手から転職するのに不安はなかったんですか?
熊谷:まったく!むしろ、1から10まで自分でやれる少数精鋭の組織であることが魅力でした。そうなると例えば自分の成果で決まるボーナスの額にも納得感があります。
編集:なるほど。ところで、ストレス解消法はマッサージだそうですね?
熊谷:はい。刺激の少ないリラクゼーション系のマッサージでは物足りなくて、中国人が経営しているような本格派の整体やツボ押しにはまっています。お気に入りのマッサージ店は、もっぱら歩いて発掘します!「ここは効きそう」というのが看板や店構えだけで見分けられるようになってしまいました(笑)。
編集:そのほかに何かブームはありますか?
熊谷:最近、職場の先輩に『ビリーズブートキャンプ』のDVDを借りました。これでダイエットを頑張ってみようかと。続くかどうか分かりませんが…。それと、今いちばんの癒しは生後5ヶ月になる姪っ子と遊ぶことですね。よくお留守番役で姉の家に行ってミルクをあげたり、添い寝をしたり。赤ちゃんとゆったり時間を過ごしていると、ストレスなんて忘れてしまいます。
積極性や行動力はもちろん、熊谷さんのすばらしい所は、自分にとってどういう働き方が幸せなのかきちんと把握している点にあるのだと感じました。プライドを持って続けられる、やりがいあるお仕事。最高ですね!これからも頑張ってください。(取材:M.K 2007/7/18)