麻生美紀さん 34歳
商社 営業事務
大学卒業後、新卒で商社に入社。2005年11月、社内恋愛で結婚。2006年12月より産休取得、長男大樹くん出産。1年半の産休・育休期間を経て、2008年10月に復帰。現在は時短制度を利用しながら輸入関連の営業事務として客先である海外メーカーとのやりとりをこなす。
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程よく手抜きをする |
| 掃除など平日時間がなくて出来ないことは週末にやる。帰宅時間が遅くなりそうなときは、実家にお迎えを御願いして、無理せず甘えてしまうこと。 |
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体力をつけ、体調管理に気をつける |
| 体が第一なので栄養管理をしっかりとする。子供と共に風邪予防、うがい、手洗いなどは徹底してやる。 |
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夫の協力 |
| 夫は出張が多いので家にいないときも多いが、週末など時間があるときは子供を遊ばせたり、掃除をしたりと出来る範囲で手伝ってもらう。 |
産休・育休期間を十分満喫!
だからこそ、その後は仕事へ集中できる
「会社で働いているときは子供のことを思い出すこともなく、めいいっぱい仕事に打ち込んでいます」
と穏やかに微笑むのは商社で営業事務として勤務している麻生美紀さん。麻生さんは1年半という通常より長い産休・育休を取得して、長男大樹くんが1歳半になるまで育児に専念していた。
「産休に入る頃はすぐに仕事へ復帰したくなるだとろうと思っていました。しかし出産後は子供と一緒ににいることがすごく楽しくなり、育休期間が半分過ぎた頃に会社へ休暇の延長をお願いしたんです。1歳を過ぎた頃から子供がちょうど言葉を覚え始めたり、歩き始めたりする成長の著しい時期を一緒に過ごしたかったんです」
そんな麻生さんも08年10月に現場復帰を果たし、現在は時短制度を利用し9時30分から16時30分まで産休前と同じ部署で勤務している。十分な育休期間を満喫したからこそ心置きなく仕事に専念できるそう。
今はしっかり働くママとして充実した毎日を送っているが、妊娠に気づいた当初は両立できるというイメージが持てず不安な気持ちに駆られたという。
「当時は仕事量も多かったし、同僚で子育てをしながら働いている人もいなかったので、『どうしよう』という不安の方が強かったんです。そんな時、力になってくれたのが今も同じ部署で働く上司をはじめ、総務部や、会社の同僚。上司は何年も利用されなかった産休制度の見直しや、つわりの時期には時差出勤を斡旋してくれたりと、力になってくれました」
それに麻生さんは社内結婚だったため、同じ職場のご主人の協力もすごく助けになったという。「妊娠中の出勤や残業など、間近で見ていてはらはらしていたようですが、朝一緒に出勤したり、休日出勤せざるを得ない時は、会社まで送迎してくれたりと力になってくれました」
復帰後は大樹くんをマンションに隣接している保育園に朝8時から夕方5時30分まで預けて勤務している。お弁当を毎日持っていくので、朝から子供のお弁当作りをしなくてはいけないのがなんとも大変なんだとか。
「まだスプーンやフォークが上手に使えないので、お弁当も基本全て手で食べれるものをいれるんですよ。小さい子供にお弁当を持たせるのは見かけもかわいくないといけないし、栄養面にも気を使わなくてはいけないので大変ですね」
そんなお弁当作りの他にも苦労しているのが、退社してからの短い時間で夕食の準備をすること。
「16時30分に退社して17時半に子供のお迎えに行きます。すでに子供はお腹を空かせているので、予め作っておいたおやつを食べさせながら夕食の支度をするのです。19時には夕食をたべさせます」
少しでも退社の時間が遅れたり、おやつを準備できていないと夕食の時間が遅れ、子供の寝る時間までも遅くなったりするので、できる限り前もって行動するようにしているそう。
保育園に通い始めて約5ヶ月、大樹くんもすっかり通園に慣れてきた。朝の忙しい時間は大樹くん自ら、ママのお手伝いをしようとすることも。今は育休期間よりも一緒に過ごす時間は短いけれど、その時とは違った喜びもあるそう。
「保育園から帰ってくると毎日何か新しく学んできていて、それを見せてくれるんです。自分が知らない間にも子供はどんどん成長しているので、すごくうれしいですよ」
麻生さんは今、子供を産んで働き続けているからこそ、自分の置かれている職場環境がどれだけ恵まれているかということを改めて認識したという。
「自分が帰宅した後に追加の業務が発生したり、子供が病気の時は、いつも部の同僚や上司にフォローしてもらっています。それがなかったら仕事は続けらていられなかったので、本当に感謝しています。それと海外支店で同じように働いているワーキングママがいますが、彼女たちは出産後1ヶ月で仕事に復帰しているらしいのです。アメリカでは多くても2ヶ月のところが主なんだとか。それを聞いたときに、文化の違いを感じました」
会社の同僚たちに助けられながら、まだまだ成長したいという想いと共に、日々仕事と子育てに奮闘している麻生さん。子育てのモットーを聞いてみると、
「毎日長い時間一緒にいるわけではないので、保育園のお迎えの後やお休みの日はできる限り、抱っこをしてあげたり、本を読んであげたり、共有する時間はめいいっぱい甘やかせてあげるようにしています。一緒に過ごす時間は少ないけれど、その分愛情をいっぱい注いであげたいんです」
一緒にいる時間が少ないから十分かまってあげられないとマイナスに考えるのではなく、保育園での成長も楽しみにしながら、一緒に過ごせるときにはめいいっぱい愛情を注ぐ。そんな麻生さんの子育て法は働くママならみんな見習いたいところなのでは。これからも子供の成長を楽しみに、仕事との両立がんばってほしいですね。