ランから生まれる笑顔のつながり | 働く女 | 働く女研究所 - 働く女性のONとOFFとその中間を研究するwebサイト

働く女性のONとOFFとその中間を研究するwebサイト

produced by 女の転職@type

  • 働く女
  • ライフスタイル
  • ワーキングママ
  • いろいろ研究室
  • 編集部/ママブログ
  • リアル相性占い
  • キャリア

働く女研究所 » 働く女 » ランから生まれる笑顔のつながり

キャリア

Power of a woman~女性のパワーが未来を変える~
ランから生まれる笑顔のつながり


一般社団法人PARACUP代表理事/Runforsmile株式会社代表取締役 森村ゆきさん
日本女子体育大学卒業後、不動産会社で営業として勤務。ホノルルマラソン完走をきっかけに仲間とチャリティーマラソン大会「パラカップ」を05年より毎年開催。09年にマラソン大会やランニングイベント、セミナー運営行う「Run For Smile株式会社」を起業。10年にはPARACUPを社団法人化し、代表理事。自身も走ることを楽しみ、フルマラソンは3時間16分で走る。海外、国内の様々なマラソン大会に参加
2010年のパラカップの様子。ランナーとハイタッチをする大会ボランティア陣。ランナーの名前を呼んで元気に応援。5キロ、10キロ、ハーフ、全種目制限時間4時間と初心者でも走れるので初めて参加する大会におススメ。今年は4月10日に多摩川の河川敷で開催予定
パラカップ公式サイト http://www.paracup.info/

「この感動を沢山の人と共有したい」
そんな想いで始まったパラカップ

当初は1回限りの大会のつもりだった。しかし、実際開催してみると「来年も参加します!」というメールが殺到。参加者の多くが「走ることを楽しめる大会」と印象を語る『パラカップ~世界の子どもたちに贈るRUN~』は今年で7回目を迎えるチャリティーマラソン大会だ。
空前のマラソンブームも後押しし、参加者数は右肩上がり。共催するチャリティ団体も12団体まで増加した。因みに、2010年の参加者数は3600人。参加費から経費を除く金額、約1000万円が共催団体を通じて世界の子どもに寄付された。そんなパラカップを率いるのがPARACUP代表の森村ゆきさんだ。
「パラカップを立ち上げたきっかけは、2004年に主人と友人の4人で参加したホノルルマラソンです。社会人になると運動する機会は減り、一生懸命スポーツに取り組むことが少なくなりますよね。そんな中、本当に必死になって走って…。辛いけれど、とても気持ちが良かった。みんなでこの気持ちを共有できたらいいな。来年は100人くらいで参加したいなという気持ちが自然にわいてきたんです」
しかし現実的に考えると、100人でホノルルまで行き大会に参加するのは難しい。初めてのフルマラソンを終えた感動が消えぬ中「だったら、日本でそんな大会を作ればいい」と言ったのは、一緒にホノルルマラソンに参加した友人の1人だった。
たった一度だけわき上がった
「もう辞めたい」という感情
日本へ帰国してからも気持ちが冷めることはなかった。しかし、当時はマラソンブームと無縁の時代。お金を払ってまで走ろうという人が身の回りにはほとんどいなかった。
「ただ単にマラソン大会を開催するだけでは人は集まらない。話し合っているうちに、だったらチャリティーイベントにしたらいいのでは?というアイディアが出てきたんです。そこで、以前から所属していたチャリティー団体『パラサイヨ』に話を持ちかけました」
チャリティーマラソン開催に対するパラサイヨメンバーの反応は賛否両論だった。しかし当時団体主催のイベントで集められる金額は1回10万円前後。一方、チャリティーマラソンで予定していたのは1回で100万円の寄付金集め。「それなら」ということで準備がはじまった。とはいっても、発案者の4人もマラソン大会の参加歴は「ホノルルマラソン」だけ。何も分からない状態でのスタートだった。
「相談を持ちかけた元実業団陸上部所属の友人に『無謀だ』と言われたこともありました。でも、『絶対にやる』という意思を貫いていると『協力する』と言ってくれて。優秀で行動力のあるパラサイヨメンバー30~40名が協力してくれたことも大きな力になりました。当時の私は、不動産のベンチャー企業で夜遅くまで働く毎日。休みは平日ですから、みんなで何かを決める場にはほとんど参加できません。その代わりに担っていたのが練習会の企画やメルマガ配信、ブログなどの広報活動。夜中の3時~4時に眠気と戦いながら準備を行う日々の中、一度だけ『辛いな』と感じた瞬間があったんです」
実は、パラカップをスタートさせてからの6年間で彼女が“辞めたい”と思ったのはその1回のみ。しかし、そう感じてしまったことは今でも後悔しているという。

「大会に沢山の人が来てくれて盛り上がった時に、『自分はなんてひどいことを感じたんだろう』って悔しくなりました。開催してみて分かったことですが、大会が終わった後には必ずみんなが喜んでくれます。もちろん、その裏には努力や頑張りが必要なんですけど。苦労してもやった分だけ面白いものが待っていることが分かってからは、辞めたいなんて思うことはなくなりました。だって、どんなに大変でも待っているのはハッピーエンドなのですから」
やりたいと思うことに真剣に取り組むことが
チャンスを呼び込む
手探りで作り上げた1回目の大会。その後に残ったものは「充実感」と「課題」そして参加者からの「期待」だった。「次も参加する」という声に後押しされ第2回の開催も決定。このことが森村さんの人生に大きな変化をもたらした。
「当時の私は同世代の女性と同じように今後のキャリアに悩んでいました。不動産が好きだと思って一生懸命取り組んできましたが、いつも心の底にあったのは『自分はもうちょっとできるはず』という想い。仕事で爆発的な力を出せない理由はなぜなのかが分からなかった。そんなときに経験したのがマラソンの運営です。気がつくと、夢中になっていましたね。今考えると、不動産は私の中で2番目に好きなものだったんだと思います」
独身時代は“仕事がデキることが幸せ”と考えていた森村さん。結婚後にご主人が語っていた「身体を壊してまでやらなきゃいけない仕事はない」という言葉を受け価値観が変化していたことも背中を押した。
「このままでは、本気でやりたいマラソンも思うように出来ない。次のパラカップまでは休息期間と決め、第1回のパラカップで出来なかったことに注力しようと決めたんです」

その後の彼女はとんとん拍子に仕事の現場をマラソンの運営へと移していく。東京マラソンでボランティア運営を担っていた笹川スポーツ財団からスタッフの誘いを受け、3年間財団に所属。2010年からは会社を設立し、今まで同様ボランティア運営の業務などを請け負った。価値観が変化したことによる行動の変化。全てはそこから生まれたチャンスだった。

「やりたいことを真剣にやっている時に、いつもチャンスが舞い込んできました。もちろん好きなことだけやって仕事をおろそかにしてはいけないし、お金のことだって考えなければいけない。すべきことは沢山ありますが『楽しいと感じることをすること』が自分の中で最も頑張れることだし、大事にしたいことだって今は思っているんです」
パラカップで得たお金や物資を届けているフィリピンの子供たち。毎年8月に現地を訪問する
支援している子供たちの発案で作られるようになった、ハンドメイドの首飾り。パラカップの参加賞としてランナー・ボランティアに送られる
そして、降ってきたチャンスを手に入れるためには努力も必要。彼女のエネルギーとなっているはマラソンへの想いと参加者の笑顔、そしてパラカップのテーマでもあるチャリティの気持ちだ。
「私は世界の現状に詳しいわけではないし、自分の活動で世界の根本問題を解決できるとも思っていない。私たちが行っているのは本当に些細な支援だし、ベストな方法ではないのかもしれません。それでも、人生の一部を誰かのために使いたい。同じように感じているたくさんの人たちと一緒に、いま自分たちにできることをやりたいと思うんです。大きな支援でなくてもいい。ちょっと困っている人たちが、明日のご飯を食べられるようになるだけでもいい。誰かのために役立ちたいと思っている人たちのそんな気持ちを少しずつ集めて誰かの支援をしたい。それが私にとっての社会貢献なんです」

今後は大会の規模を拡大するという方針だけではなく、開催頻度の増加や新種目の開発、あるいは開催地を変えての運営など多方面での試みを研究中だ。「忙しいくらいが丁度いい」と笑う彼女の挑戦はこれからも続く。
江ノ島で開催した第1回目大会終了後スタッフみんなで撮影。今でも机の上に飾り、大変だなと思うときにも元気をもらえる原点になっている写真

コメント 
JIMEさんはいいました。
2011年10月3日 03:45

感動しました。
尊敬します。
心からの成功ご祈念いたします。

 iPhone無料アプリ『ベジ日記』 食べた野菜と栄養を記録できる日記アプリが無料リリース!
紗栄子バッシングからひもとく“カップ酒”の有効活用 【連載:ビバ!ばら色人生から学ばせて Vol.1】
恋もキャリアも!占い&心理テスト
@type会員限定の「転職メールサービス」を特別公開!
人気記事ランキング
株式会社タニタ
1位株式会社タニタ
今回お邪魔したのは、社員食堂のレシピを掲載した料理本が大ヒットしている、体脂肪計シェアナンバーワンの「タニタ」。今、注目の社員食堂は、東武東上線のときわ台駅から徒歩8分のタニタ本社にあります!健康になれる!ダイエット効果がある!と噂になっている社員食堂のメニューは?女性取材班もワクワク。では、早速行ってみましょう!
あなたの中に潜む、小悪魔度診断
2位あなたの中に潜む、小悪魔度診断
今回の占い&心理テストは『あなたの中に潜む、小悪魔度診断』診断。あなたの本当の小悪魔度は何%!?恋の駆け引きなんてニガテ・・と思っているあなたも、意外と小悪魔な本性を隠れ持っているかも。さっそく診断してみてください!
発表!働く女性の平均時給
3位発表!働く女性の平均時給
働く上で誰もが気になる「給料」と「労働時間」のバランス。平均値や職種ごとの実態を知り、自分のベストバランスを探ろう。
職場で好かれるオトナ女子 対・後輩編
4位職場で好かれるオトナ女子 対・後輩編
上司からも後輩からも好印象を抱かれるオトナの女を目指して、ストレスフリーのオフィスライフを手に入れよう!今回は前回の上司編に続き、「後輩編」。後輩への上手な指導や対応力を磨いて、オトナ女子度をアップさせよう!
アボカド&サーモンサラダ♪
5位アボカド&サーモンサラダ♪
野菜もたっぷり摂れるヘルシーでちょっとリッチなサラダ!お好みのドレッシングで様々なバリエーションを楽しんでください!
連載記事INDEX
BLOG更新情報
ローソン ウチカフェスイーツ「夏コレクション」に行ってきました!
編集部あれこれレポート
ローソン ウチカフェスイーツ「夏コレクション」に行ってきました!
06月09日更新
助産院での出産
働くママの子育ては楽しい!
助産院での出産
08月04日更新
正社員で成長したい女性のための転職サイト 女の転職@type
ブックマークに登録しよう
ブックマークとは、気に入ったサイトのアドレスをインターネット上で保存・管理しておけるオンラインサービスです。お気に入りのページををウェブに保存するので、どこのパソコンからもアクセスできます。ぜひ活用してみて。

RSS | サイトマップ